カードローンは不意の出費や臨時的な生活資金の補填に使い勝手のいい商品ですけど、その分ズルズルと使い込んでしまったら大変なことになってしまうという怖さもあります。
そんなカードローンをこれから作る人・作ろうと考えている人・すでに使っている人に対してのアドバイスとして助言記事を用意しました。
【今回の記事がおすすめな人】
・これからカードローンを申込みするけど、申込時や今後の使い方を含めてポイントや注意点を知りたい人
・今、カードローンを借りてるけど毎月の返済が「きつい」と感じ始めている人
・毎月の返済をラクにしたい、という人
元銀行支店長で最終経歴が個人ローン関連部門の部長だった私が老婆心からのアドバイスとして助言させていただきます。
【結論】
・カードローンを申込む前の注意点3選(心構え編)
・カードローンをいざ申込む時の注意点3選(実践編)
・裏話的な話3選!
の3つの切り口で解説しました。【永久保存版】的に読んでみてください。
あなたのカードローンの返済加速を応援しています。
カードローンを申し込む時の注意点(心構え編)3選
【ここでの結論】
1.絶対に臨時的な出費用として使う、それ以外には使わない、と強い決意のもとに申込むこと!
2.カードローンで借りたお金を生活の補てん金や遊興費(遊びの費用)には絶対に使わないこと!
3.複数のカードや他のクレジットカードなどとの使い回しはNG(ダメ)!
1つずつわかりやすく解説します。
1.あくまでも臨時・緊急避難的なお金のために使う
・親兄弟が怪我をして、病気になって、大至急(旅費を使ってでも)行かなければいけない、とか
・親友の結婚式にお呼ばれして、お祝い金と2次会、3次会の費用やお祝い品などの出費が発生することになった、とか。
本来は、そんな急な出費のための使い途として「カードローン」があるべきですし、またそういった使い方にとどまるべきです。
そして、ちゃんと翌月の給料や次回のボーナスで穴埋めして(返済し終わって)おく、というのが理想的な使い方です。
絶対に次のような使い方は避けるべきなのです。
2.カードローンで借りたお金を遊興費などに使わない。
ギャンブル(パチンコ・スロットなど)はもってのほかです。
毎月、「入り」の範囲内で生活する、というのが基本のライフスタイルであるべきです。
「入り」とは給料です。
サラリーマンの場合は残業代などを別にすれば、ほぼほぼ毎月同じような水準でしょうから、その範囲内で生活する、ということです。
湯水のごとくカードローンで借りたお金を遊びや消費財(家電・バッグ・旅行)に使うと破滅に向かいます。
絶対にやらない、と決意・覚悟してください。
3.複数のカードやクレジットカードとの使い回しは絶対にダメ!
複数のカードローンを使い回ししたり、またクレジットカードのキャッシング・リボ払いと組み合わせての「資金繰り」=「自転車操業」は、絶対にNGです。
自ら「破滅」への道を歩いているようなものです。
給料が毎月のように、毎年のように(ローンの返済額を余裕で返せるくらいに)ポンポンとアップするのであれば別ですけど。有名プロスポーツ選手のように倍増、3倍増、10倍増なんてことは、まず普通のサラリーマンの場合にはありません。
下図のようなことは絶対に避けてください。ギブアップ、下手すると人生そのもののギブアップとなるのが時間の問題となりますから。
カードローン申込み時の注意点(申込み実践編)3選!
【ここでの結論】
1.あちこち、複数の申込みをしない(絶対にダメとは言いませんけど)⇒ せいぜい2つ(2先くらいまで)
2.控えめな金額からスタートすること。
3.審査OK、契約成立となっても、「できるだけ使わない」スタンスでいること。
わかりやすく1つずつ解説します。
1.複数の申込みをしない
せっかくのチャンスだし、もし審査で「ノー」となった時のためにもという発想で、複数のカードローンを申込むことを狙う人がいますが、3つも4つも、というのは避けた方が無難です。
気持ちはわかります。安心したいのが人間ですから。でも、記録がすべて残ると思っておいてください。
誰が、いつ、どこにいくらのローンを申し込んだ、結果、OKだった・ダメだった、というのが記録として残ります。
履歴書みたいなものです。
次はたとえ話ですが、お見合いを「戸建て・マンションの購入資金」の申込みと読み替えてください。
例えば、あなたが婚活をしていて「次回のお見合い」を取り付けたとします。
その時に、相手に「過去、いつ、どこで誰とお見合いをして、振られた・OKだった」という経歴が相手にバレてしまう、というようなものです。
その時の年収はいくらで、勤務年数は何年で、最終的なお見合いはダメだった、というのと同じようような感じで、勤務年数は何年で、最終的なお見合いはダメだった=お金の申込み(=資金調達)が断られた、というようなものが「さらされたら」イヤですよね。
あまりやみくもに「あっちもこっちも」というのはヤメましょう。せいぜい、2つくらいでいいかと思います。
2.控えめな金額からスタート
大きな金額を申込んで、減額された時に当初の狙いの金額を確保できたらいいよね、という思考の人がいます。気持ちはわかります。でも、「身の丈」を考えた方が絶対にいいですよ。
今、または近未来において必要最低限のお金が「○○万円だ」となれば、その金額に限りなく近い「キリ」のいい数字でカードローンを申し込むべきです。
余計な「枠」をもらう方向での申込みはやめることをおすすめします。
もちろん相手=発行する側も商売ですから、OKだった場合には、しきりと大きめの枠を提案してきます。強い意思で断れたらいいですね。
3.できるだけ使わない姿勢でつきあう
【カードローンの限度枠いっぱいのお金】を、もらったものとして使いたがる人がいますけど、身の破滅が時間の問題になる可能性があります。
消費性のもの(商品・サービス)に使わない、というのは前述したとおりです。
つい気が大きくなって「あれも欲しい・これも買えるじゃないか・あれもしたい」という具合に欲が膨らむのは普通の人間ならあり得ます。
でも、自分への誘惑を強い意思ではねのけてください。あなたのためですから。
ここまで老婆心からのアドバイスをしましたけど、あと1つ絶対にNGなことをお伝えしておきます。
絶対にやってはダメ!なこと
■ 他人の借金のために自分のカードローンの枠を使って応援(手助け)してあげるのは、どんなに親しい間柄であっても【絶対】にNGです!
それをするくらいなら、自分の貯金を引き出して「その人にあげる」方がましです。
これをやったら、身を滅ぼす可能性につながることが起こりえます。人生がメチャメチャになったら悲惨ですしお互い不幸です。
あと少しお付き合いください。今度は裏話的な内容です。
カードローン裏話的な話
【1】金利水準について
ノンバンク系(消費者金融系)とは別に、金融機関のカードローンは、数%の金利水準から~5%~10%~15%くらいといった水準になっています。
だから、自分も2%、3%の金利水準でのカードローンが手に入るだろう、と考えるのやめてください。
絶対にありません。確実に2桁の金利水準となります。
まあ、お金が借りれたからいいや、というのが(借りれる時の)普通の人の思考ですから、金利 ≒ 利息のことは深く考えないものですけど。
だからこそ、あなたには意識しておいて欲しいと思います。
2%とか3%で借りることのできるような人は、それこそ年収が2,000万円、3,000万円といったような人たち相手の金利水準です。そんな人たちは、そもそもカードローンなどは不要です。
だから、そんな金利水準でないと借りてもらえないのです。そんな需要と供給のバランスから設定されている低い水準の低金利となっているのです。
自分に(あなたに)用意される金利水準は、まあ15%~18%くらいの金利水準になるのが普通です。
となると、どうなるか?ですね。
次に解説します。
【2】使い回し、コロガシ(転がし)の怖さ
カードローンも、キャッシングも、リボ払いも普通は15%~18%の金利水準です。
そもそも法律(利息制限法)でこれ上はダメですよ、となっている水準があります。
普通は上限金利が20%ですから、この当たりならいいよね、で18%が最高水準になっているのが慣例だと思われます。
そんな2桁の金利ですが、使って・すぐに返してゼロにして、また反復して使う、というカードローン本来の当たり前の使い方なら構わないのですが、、
ずっと残高がある程度残ったままで、使っていると最終的に払う利息がとんでもない「金額」になります!
【具体的な話、ケーススタディを1つ】
100万円の残高があるカードローン・リボ払い(キャッシングなども含む)を、ただ返すだけでゼロを目指した場合、最終的にどのくらいの利息を支払うことになるか、考えたことがありますか?
ズバリ、、
100万円の元金に対して、利息が約40万円、合計約140万円を5年くらいで返すことになります。
となると、
さらに下図(再掲)のように使い回していると、二重三重に、利息を支払うことになります。残念!
いつまで払い続けますか?
最後はどうするつもりですか?
20年ずっと借りてくれたから、返さなくてもいいですよ、とは絶対になりません。
【3】カードローンを止める時はどうなるの?
クレジットカードによっては、ある一定の年齢に到達したら使えなくなる決まりのものがあります。
カードローンも同じです。
たとえば60歳になったら、70歳になったら繰り返しでの使い方ができなくなる、というタイプのものが普通です。
となるとどうなるか、あとは決まった額を返すだけです。
返せるだけのお金=貯金があればいいですけど、なかったら? どうしますか?
カードローンは便利です。使い勝手がいい商品・サービスです。
でも、諸刃の剣です。
そもそも、65歳から年金生活に入るとしてどのくらいの年金がもらえるかご存知ですか?
【ケーススタディ】
20歳から60歳まで約40年間、平均月収40万円の人が掛け金を掛け続けた場合に、65歳からもらえる年金は?
(平均月収40万円ということは、20代・25万円、30代・35万円、40代・45万円、50代・55万円という感じです)
サラリーマンの方がこれだけ掛け続けて、
・老齢基礎年金(国民年金部分)約6万円、
・老齢厚生年金(厚生年金部分)約9万円の合計約15万円です。
ということは、手取りは15万円 ⇒ 12、13万円ということになります。(社会保険料・税金などが引かれます)
その頃までカードローンの返済が残っていたら、大変!ですね。
だから、カードローンの返済加速!です
元銀行支店長で最後、個人ローン関連部門の部長職を経験した秋田が老婆心からアドバイスします。
カードローンの返済は加速です。絶対に加速させた方がいいですよ。
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借金の話、相談ごとなので【顔出しNG】という方も大歓迎です。
ここまでのまとめ【最終結論】
身近に感じるカードローンですが、一歩間違うと「人生を誤ります」。これマジです。
ここの話を他人ごとにしないで、ぜひ自分ごとでとらえることをおすすめします。
【返済加速のメリット】
・毎月の給料が同じ20万円でも、カードローンの返済が1万円ある人と、ない人の差は単純に1万円、2万円の差ではありません。
・昔、アップルがiPhoneを発売する頃に、毎月1万円ずつアップル株を購入していたら、今頃は5,000万円くらいになっています。(20年くらいでとんでもないくらいに成長するものです)
・カードローンの返済はほとんどが利息です。元金はいつまでたっても少なくなりません。
・返済がなくて、その分を自分の未来への投資に回したら、【とんでもないくらいの資産】ができあがる可能性があります。
・とっととカードローンの返済を加速して、自分自身の未来への投資に目を向けて、方向転換できるようにしてください。
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ここまでありがとうございました。
ここから先は【追伸】的な話です。
お時間がある時にでもどうぞ。
追加のポイント的な話あれこれ
余計なトラブル(後悔)を避けるためにカードローン申込み時のポイント(注意点)について追記・解説します。
申込み時のポイント(注意点)の追加
【ポイント】
■ 通常は20歳~65歳までが申込み年齢の範囲で、70歳の誕生日で新規の借入(反復利用)ストップ、あとは毎月決まった金額を返済するだけになるのが普通のパターンです。(相手先によって違うので確認してください)
■ 普通の地方銀行は消費者金融会社と提携しているので二重の審査がある形になります。
メインは、提携先の消費者金融会社の審査がメインとなります。
■ 申込みした金融機関、または提携先の消費者金融会社から【在籍確認】の電話がある場合があります。
※ 在籍確認 ⇒ 本当に申込人が存在するのか、返済財源としての給料をもらっている会社に勤めているのか、といったようなことを確認するために勤務先などに電話がある場合があります。
■ 在籍確認の電話連絡が職場にきたら困るという人は、それなりの対応というか、そこの審査が緩いカードローンを申込むしかないということになります。
※ 通常は在籍確認の電話は個人名で(お友だち風の感じで)きますので、そこまで神経質になる必要はないかと思いますが、職場内で電話を取り次いでもらって受けることになると周囲の人に内容がバレる可能性はあります。
■ 銀行に申込んで、さらに提携先の消費者金融会社からのチェックが入るとなると、カード発行から実際にお金を手にできるまでに数日、場合によっては一週間くらいかかる場合もあります。
※ 通常はカードが簡易書留で【自宅】に送付されてきます。家族と同居だとバレる恐れがあります。
今日申込みして、今日か、明日にはお金が必要だ、という人はローンカードの発行なしでネット上で振込処理等ができてしまうカードローンを作ることになります。
⇒ 審査がはやいのは「ノンバンク=消費者金融」系です。
利用時のポイント
カードローンは一般的には限度枠をもらえます。
たとえば50万円とか100万まで、といった感じです。
それで…
【注意点】
■ たとえば利用額が10万円なら、毎月の返済は3,000円です、といったようなパターンで毎月返済額が決められています。
■ もちろんこの返済はちゃんと毎月決まっただけは遅れることなく返済していくことが当たり前ですが、それ以外にも、
■ 返済を加速させる意味で=少しでもお金に余裕があったら(できれば節約して)枠の残高をはやくゼロにするように意識して努めることが非常に大切です。
なぜなら、利息がもったいないからです。
2桁金利で借りているカードローンや消費者金融のローン等だと ⇒ 毎月決まった日に落ちるなら3万円のうち、2万円が利息で1万円が元金という形でも、期日よりもはやく返せばそのまま元金をどんどん減らせるので最終的な返済する合計の利息が激減することにつながります!
【こんな事例も ⇒ 消費者金融の返済パターンでの話ですが】
■ 毎月5日に3万円返済すると(銀行口座引き去り)⇒ 2万円が利息で、1万円だけが元金の返済。
だけど…
■ 前の月の20日に3万円返済すると ⇒ 逆に2万円が元金返済で、1万円が利息、という返済パターンになることもあります。
※ 各会社によって違います。詳しくはそれぞれ利用している会社にて確認してください。
※ ただ、いずれにしても【前倒しでドンドン内入れする、入金・返済を加速してはやく残高をゼロにする】ということを意図的に心掛けることを強く強くおすすめします。
カードローンをおまとめローンとして使う場合の注意点
何本もある借入・ローンを、毎月の返済額が多くて苦しいから【おまとめで毎月返済額を減らしたい】という狙いでカードローンを使って【おまとめ】した場合の話です。
カードローンの最大のメリットとして反復利用が可能、というのがあります。
これは利息をもらう側にとって非常にありがたい仕組みなのです。なぜなら…
普通の人はカードローンの枠があったら、非常時などに使ってもらえる可能性がある=会社にとって利息収入が入る、ということにつながるからです。
ある意味これは(言葉が不適切かも知れませんが)一種の【麻薬】みたいなものです。
つい手を出してしまう、使ってしまう、ということにつながりやすいのです。
次の話はくどいようですが再掲します。
(再掲)他人の借金のために枠を使うのは絶対にNG!
使わなくてもいい借金の枠が与えられているのがカードローンでした。
それをあてにしてお友だちや知り合い(家族・親戚含めて)から「お金を貸して欲しい」の相談があった時に、カードローンから貸してあげる、というのは【絶対】にやめてください。
その理由は、
返さないといけないのは、あなた自身です。あなたの履歴書が汚れるのです。※
相手が毎月の返済分を遅延しても、あなたは本人ですから遅れるわけにはいきません。
遅れたら、その【約束違反】【遅延行為】も記録に残るのです。あなたが【悪者】になります。
※ 銀行のみならずどんな金融機関やノンバンク、カード会社、消費者金融などであっても…どこであなたがお金を借りてもその【履歴】は全国レベルですべてその情報が登録されます。
※ Aさんはいつどこにいくらのお金を申し込んで、OKになって、断られて、実際にどこから借りて、毎月ちゃんと返して、1回返済が遅れて…といったような情報がすべて記録されて残されます。
※ そして、銀行・クレジットカードの会社・ノンバンク・消費者金融などすべての機関がその情報を知ることができるのです。
つまりあなたが将来、マンションや戸建て住宅を買おうと思って住宅ローンを申し込んだり、子どもために教育ローンを申し込んだりする時にも、これまでの情報がすべてチェックされます。
ゼロになったら、思い切ってカードローンそのものを廃棄してもいいかと思います。
まとめ
これだけの負の情報=カードローンについてのマイナスのイメージを植え付けられても、どうしてもカードローンを申し込みたいということもあります。
やむにやまれず的な行動です。
そんな場合でも自分の考えと行動を常に見張るようにしてください。
甘えて限度枠いっぱいまで使わないようにしましょう。きっと後悔するからです。
特に中高年になった時、いつまでたっても残高がゼロにならない時、カードローンを使えなくて返すだけになった時、など悲惨ですよ。
【結論】
金利水準や最終的に【いつまで利用可能か】までのチェックはもちろんのこと、申込み時に【勤務先や自宅等に電話確認】がある・ない、まで確実に確認しておくこと。⇒ 家族に内緒で作る場合にバレる恐れやトラブル・夫婦間のケンカになる場合もあります。
おまとめローンとしてカードローンを使う場合は、反復利用ができてしまうのでついつい借り増しすることが起こり得ます。⇒ 確実に毎月返済+任意で随時返済を加速することが【極めて】重要です。とにかく借金は【はやく】ゼロにする!ということが最優先です。
カードローンは【いざ、という時の緊急避難的なカード】です。カード維持手数料が【無料】ならある程度の年齢まではずっと持ち続けてもいいかと思いますが、間違ってもその枠を他人の借金に使ってはなりません!
以上
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